ずっと犬食について考えていたが、
とても重い問題なのでそのままにしていた。
たくさんの記事を読み、
たくさんの人達の意見を知り、
「では、どのように考えるのか」と
悶悶とした気持ちが続いていた。
今日は犬食を考えながら牛の事を考えてみたい。
この本を知っている人が多いと思う。
学校で先生に読んでもらったよ、読書感想文で書いたよ、
動画を見たよ等々。
この動画をご覧になって何を感じましたか?
紙芝居でもう1度聞いて下さい。
「いのちをいただく みいちゃんがお肉になる日」
講談社の創作絵本
肉用牛の飼育は廃業 心通わせた末の決断
ジェイ・ワイルドさん(59)は25年来の菜食主義者。
2011年に父親が亡くなったのを機に、農場を引き継いだ。
ワイルドさんは「最善を尽くして面倒をみた末に、おそらく恐ろしい死に方が
待ち受ける食肉処理施設に送り出すのは、とても辛かった」と語っている。
ノーフォーク・フレッテナム近くのヒルサイド動物サンクチュアリによると、
引き取った牛のうち30頭が妊娠していたが、
どの牛もペットとして寿命をまっとうすることになるという。
ワイルドさんのような動物の見方の人もいる。
「みいちゃんがお肉になる日」には食肉加工センターの坂本さん、その息子のしのぶ君、
みいちゃんの飼い主のじいちゃんと女の子、しのぶ君の学校の先生・校長先生・・。
イギリスでは牛を殺すのがこれ以上耐えられないと
肉用牛農家を廃業したジェイ・ワイルドさん等、
さまざまな人達の姿が牛を通して見えてくる。
牛を育てる側・処分する側・食べる側の人たちの考えを
知れば知るほど、人々の葛藤があり単純に言い切れない。
だが、1つだけ言える事がある。
「命は尊い」という事、
だから「命を い た だ く」という
生き物への感謝の気持ちを表す言葉があるという事。